春香伝
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春香伝 は当時の厳しい社会的な身分の差と複雑な難関を乗り越えようとしたウォルメの娘、成 春香と南原の長の息子の李 夢竜とのラブロマンスです。 韓国版 "ロミオとジュリエット"といわれるこのローマンスは切ないラブローマンスです。"ロミオとジュリエット"のように春香伝もある程度は事実に基づいています(下の絵は広寒楼の博物館に保管されているものです)。

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1. 広寒楼での散歩
両班(ヤンバン)という貴族の高い身分の坊っちゃん(李 道令)が広寒楼を歩きながら遠くからブランコ遊びをしている成 春香を見掛けて恋心をいだきます。 李 道令は彼の小間使であるバンザ:地方官庁の僕の総称)に彼女について聞きます。
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2. 李 道令との出会い
李 道令がバンザを先立てて春香の母親のウォルメに行って春香に求婚します。
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3. 求婚
春香李 道令はこれから迫るどんな難関にも関わらずお互いに永遠に愛するのを誓います。
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4. 涙の別れ
彼の父親が漢陽(今のソウル)に栄転して行くにつれて李 道令も付いていきます。 春香五里亭で涙で別れを告げます。
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5. 新しく就いた南原のサト(村の長)
南原の長として新しく就いた卞 学道は村の業務はよそにして妓生 たちと酒池肉林に耽けます。
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6. 春香の拒絶
春香が卞 サトの妾を拒絶すると酷い拷問をして監獄に入れてしまいます。
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7. 監獄での再会
科挙(朝鮮時代の役人となるための試験)で合格した李 道令が暗行御使(朝鮮時代勅命で地方の行政及び民情を探るため潜行して回った勅使)となって、乞食姿に身を窶して監獄に監禁された春香に会いに来ます。
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8. 暗行御史の出頭
卞 サトは彼の誕生日祝に春香を処刑する計画を立てる一方暗行御史の李 道令は宴会席上で腐敗した役人に罰を与えるために部下たちを張り込ませて宴会場へ張り込みます。
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9. ハッピーエンド
いかなる過酷な試練にも関わらず春香は最後まで卞 サトの妾となるのを拒絶してフィアンセである李 道令に貞節を守ります。 宴会が'熟す頃暗行御史の李 道令が卞 サトと彼の部下たちを捕まえて懲罰して春香を救います。 二人は再会していつまでもいつまでも幸せに暮しましたとさ。
春香の獄中の詩
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去歳何時 君別妾
昨已冬節 又動秋
狂風半夜 雨如雪
何為南原 獄中囚
李 道令の御使詩
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金樽美酒 千人血
玉盤佳肴 万姓膏
燭涙落時 民涙落
歌声高処 怨声高
フィクションとノンフィクション
当時の公式的な政府の記録によると春香、李 道令、卞 サトみんなが実際の人物です。実際とパンソリ(または小説)との違いは実は春香が自殺し、 李 道令の実際の名前が違います。当時は社会的な身分階層の違う人の間柄は結婚できませんでした。こうしたことをよく知っている春香は結べない恋で李 道令が離れた後自殺したのです。

李 道令は青年期を南原で過ごし、春香の美貌も優れたので彼女に惚れた腐敗した役人をいたかも知れません。実際に李 道令も利口で王が貪官汚吏をなくすために南原に遣わしました。 別れてからずいぶん時間が経ちましたが春香についての恋しさは忘れられなかったのでしょう。彼の切なさがあまりにも深かったのでよく南原に訪れて年取った妓生たちと春香の話をしたそうです。

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